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長崎県生物多様性情報サイト

主な取組み

生物多様性国家戦略

生物多様性国家戦略とは、生物多様性条約及び生物多様性基本法に基づく、生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する我が国の基本的な計画です。

平成7年に最初の国家戦略が策定されて以降見直しが行われ、平成24年に改訂された「生物多様性国家戦略2012-2020」では、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で採択された愛知目標の達成に向けたロードマップが示されています。

生物多様性・生物多様性条約・生物多様性国家戦略・愛知目標・生物多様性基本法・生物多様性地域連携推進法については、下記ホームページをご覧下さい。

里地里山の保全活用

里地里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域です。農林業などに伴うさまざま人間の働きかけを通じて環境が形成・維持されてきました。

里地里山は、特有の生物の生息・生育環境として、また、食料や木材など自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域です。

県内の自然環境の保全活動事例

ミヤマアカネの保護に関する活動

佐世保市周辺で活動する「ふるさと自然の会」では、世知原町に生息するミヤマアカネ(絶滅危惧ⅠA類)の調査研究を進めた結果、水が常に流れる棚田でのみ繁殖していることが分かり、棚田を借り上げミヤマアカネの生息できる環境を守っています。また、同会では佐世保市世知原町に生育するカミガモソウや宇久島のマツカサガイなどの絶滅危惧種の生物を保護、保全する活動も行ってます。

環境美化、ミヤマキリシマの保護に関する活動

雲仙地区のホテル旅館や住民を中心に組織された「雲仙を美しくする会」は、日本最初の国立公園・雲仙を紙くず一つない美しい観光地にしようと、昭和40年に結成。道路の清掃、花壇維持管理、普賢岳の山開き式と山閉じ式、秋のミヤマキリシマの下草刈り、河川清掃などを行っています。

地域と大学・企業を結ぶミヤマキリシマ保全活動

「NPO法人 奥雲仙の自然を守る会」は、奥雲仙(田代原草原)で自然体験や自然学習が行えるフィールドを提供し、農山村体験学習、ボランティア活動、環境保全、景観づくりなどを行っています。

ながさきグリーンサポーターズクラブ

身近な環境保全活動等への県民の皆様の参加を促進するため、環境団体、学校、環境に興味のある事業者や県民の皆様等を対象とし、県が運営する環境学習総合サイト「環境活動eネットながさき」を核として、環境情報の書き込み・掲載及び発信を行い、環境活動に関する交流を深める「ながさきグリーンサポーターズクラブ」を創設しています。

「環境のことは気になるけど、何から始めたらいいのかな?」、「環境について考えるイベントに参加したい!」、「自分達の活動をぜひみんなに知ってほしい!」、「他の団体の活動やイベントを参考にしたい!」

とお考えの皆様、ぜひ「ながさきグリーンサポーターズクラブ」会員になって、環境活動の輪を広げていきましょう。